高速道路無料化が実現すれば、どうなるのか?
実際のメリットとデメリットについて調べてみました。
新型コロナウイルスによって外出自粛要請が
出され、不安要素から消費活動も内向き傾向に~。
落ち込んだ経済のカンフル剤として
高速道路無料化が検討されています。
新型コロナウイルスが完全に終息して外出が
解禁された時、威力を発揮しそうです。
高速道路無料化のメリット
個人的には、大歓迎です!!
あっちこっち出かけたいですね。
行きたいSA(サービスエリア)もありますし・・!
通勤にも使いたいところです。
高速道路では歩行者や自転車、原付きバイク
を気にすることが無くなるため、
安全で快適に運転できるメリットもあります。
(渋滞しなければ。。ですが。。)
ドイツ並みのアウトバーンとまでは
行かないまでも、実現してほしいところです。
新型コロナ終息後の経済活動活性化のスイッチ
新型コロナウイルスが終息した後、経済を
V字回復させるための手段として有効かも
しれません!
高速道路が無料化されなければ、わざわざ
高い通行料金を支払って遠くに旅行する
可能性は低くなると考えられます。
行きたくても、通行料金のことを考えてしまうからです。
特に新型コロナウイルスによって収入が
減少している人にとっては、旅行どころ
ではないので・・。
ところが、
もし高速道路が無料化されれば話は別です。
気分転換も兼ねて、普段は行けないような
遠い観光地にも、この特別な機会に出かけて
みようと思うスイッチが入ると考えられるからです。
地方への旅行が増える!?
東京都など大都市で感染が急速に広まっている
新型コロナウイルスですが、県によっては
感染者が出ていないような場所(観光地)もあります。
地方の観光都市は、新型コロナウイルスに
関しては、安心感が高いと考えられます。
高速道路無料化が実現すれば、この機会に
今まで出かけたことのない場所へも、自分の
車で出かけようという気持ちになりそうです。
流通コストが削減
高速道路料金がかからないため、物流に
かかる費用が軽減されます。
物流コスト分が商品からコストダウン
されると、その分、安く商品を購入
できるようになるため、消費活動が
活発になる可能性があります。
排気ガス、二酸化炭素(CO2)削減になる?
以外にも、二酸化炭素(CO2)が減る可能性があります。
一般道と違って、一時停止や信号待ちが無いので
車の燃費が増えて、結果として二酸化炭素の
排出量が減るという考え方があります。
高速道路無料化のデメリット
高速無料化とか3.11震災の時に高速道路休日上限1000円化の時みたいに渋滞オンパレードと化すので辞めて頂きたい… pic.twitter.com/IziTQ7x0lp
— キャプたん@イキリボーイ2 (@kamosio157) March 25, 2020
メリットがあれば、必ずデメリットもあります^^;
公共交通機関の利用が減る?
高速道路無料化が始まると、公共交通機関の利用が
少なくなることが考えられます。
旅行に行く時、鉄道やバスなどの公共交通機関を
利用せずにマイカーで移動することが多くなる
からです。
長期間、公共交通機関の利用が減少すると
路線が廃止されることも考えられます。
そのようになると、公共交通機関が必要である
障がい者、高齢者、こどもなど(社会的弱者)
にとって不利益が生じる可能性があります。
渋滞が生じる?
土日については、今でも高速道路の出口付近など
渋滞しやすい場所があります。
これが、もし、高速道路無料化となったら
どうなるのか?
考えなくても、すでに答えは出ているようにも
思いますが・・。
ただし、高速道路無料化になった場合は
どこの料金所で降りても同じなので
渋滞が分散される可能性も無きにしもあらず・・
ちょっと、楽観的すぎるかもしれませんが・・。
高速道路が一般道路化する懸念も少なからず
考えられます^^;
(低速道路にだけにはなってほしくないですね。)
排気ガス、二酸化炭素(CO2)が増える?
メリットのところには、減る可能性として
取り上げていますが、逆に増える可能性もあります。
高速道路無料化によって交通量が増え、
結果として排気ガス、二酸化炭素(CO2)が
増大すると考えられています。
こればっかりは、条件によって変わってくると
思いますが・・。
高速道路の通行料引き下げ(過去の例)
高速道路料金が上限1000円の場合は?
2009年に高速道路の料金を土日祝日に
限って上限1000円とする政策が実施されました。
このときには、首都圏の高速道路は
交通量増大によって渋滞が発生しました。
時間帯にもよるようです。
実際、その当時を体験しての感想ですが・・。
無料化実験の結果は?
平成22年6月13日~17日
高速道路無料化実験が実施されました。
全国の実験区間において通行量の計測が実施されています。
実験結果の詳細は、こちらのPDFにあります。
比較される期間は平成22年6月21日~25日。
この期間に高速道路の通常の通行量を計測。
もちろん、この期間は普通通り通行料金があります。
結果は、どうだったのか!
普段の通行量の平均・・9,000台
無料期間中の通行量の平均・・17,700台
となっています。
概ね2倍近い増加となっています。
高速道路無料化の期間は?
いつ実施するのか?
新型コロナウイルスが終息してからになると考えられます。
2021年には延期された東京オリンピックが
開催されますので、2021年までには
実施してほしいところです。
過去の例から、
最長2年程度実施されると考えられます。
正式な発表を待ちたいところです。